拝啓　皆様の日頃からの御支援に心より感謝申し上げます。

自民党長期政権は、政治を私物化して、権力の乱用と腐敗の限りを尽くし、今日に至るまで自民党政治家が絡んだ多くの疑獄事件を引き起こしてきました。これを根本的に解決し、真に国民のための政治を実現するためには、どうしても「政権交代」が必要です。しかしながら、政権交代に向けて、その先頭に立ち国民に訴えていかなければならない我が立憲民主党に対する国民の支持は一向に広がりません。
　このような体たらくでは、引き続き自民党の汚職と利権まみれの政治を許してしまうと同時に、我が党はじめ野党に対する国民の期待も完全に失われてしまうと言わざるを得ません。それは野党の消滅、ひいては日本の議会制民主主義の崩壊に繋がってしまいます。
　ですから何としても、次の衆議院総選挙で、自民・公明連立政権を打倒し、利権・腐敗政治を一掃しなければなりません。そして、正にそのための第一歩こそ、本年９月に行われる予定の立憲民主党代表選挙です。自公政権に反対する全ての党派、全ての国民を結集できる代表を選出しなければなりません。
　皆さんには、既に長年御支援を頂いておりますが、我が党の代表選挙は、我が党の命運を決めるというだけでなく、日本の政治、日本の国民生活の未来を決定づける、非常に重要な代表選挙になります。
　皆さんにおかれましても、その意義を御理解の上、今回の党員・協力党員（サポーターズ）に一人でも多くの方に御参加いただけますよう、心からお願い申し上げます。

敬具
衆議院議員 小沢 一郎